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新しい治療薬として注目

表皮の底にたまっているメラニンを垢として出してしまいます。こうした作用は他の薬剤にはない作用で、レーザーでは治療できない肝斑や炎症後色素沈着など幅広い色素沈着に有効であることがわかりました。ニキビについても、詰まった毛穴の蓋をはがし、皮脂の分泌を抑える作用があるため、新しい治療薬として注目されています。治療対象は、あらゆる種類の色素沈着、ニキビ、小ジワなどです。治療期間は、通常は2、3ヵ月で、2週間に1回程度の通院が必要です。費用は自由診療のため2、3ヵ月で10万円程度かかります。一部の疾患については5、6ヵ月の治療になることもありますし、アザなどの治療ではレーザー治療との併用が必要になる場合もあります。トレチノイン療法はだんだん普及してきており、東大病院だけでなく、多くの医療機関で行われるようになってきました。

ブリやマグロの刺身で体の中から美しくなる

「生」がいいのは、油や肉だけではありません。ダイエットには魚も、生のままで食べるのが効果的です。生魚にも、生肉と同じように脂肪を燃やす酵素が含まれているからです。白身と赤身、どちらでも効果は期待できますが、ブリ、マグロ、サバといった脂の多いもののほうがいいでしょう。魚に含まれるDHAやEPAといった良質な脂分は、体に蓄積された悪い油を排出する効果があります。しかし、DHAやEPAは火を通してしまうと変質してしまいます。こうした意味からも、魚は刺身、もしくは寿司でいただくのが理想的です。特に寿司は、老廃物を除去する「酢」が一緒に摂れるという意味でもおすすめです。ただし、寿司のような生ものはどうしても消化しにくく、体が冷えやすいという側面もありますから、つけあわせのガリの存在が重要。きちんと食べてください。ショウガは体を温める冷え対策の救世主。アジやイワシはショウガやニンニク、ネギなど「薬味」と一緒にいただきましょう。これだけでも、かなりの消化作用と温感作用が期待できます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、強い骨をつくるはたらきをする。ビタミンDが不足すると、せっかく体内にとり込んだカルシウム分をみすみす排泄してしまうことになる。ビタミンDは、カツオ、ニシン、イワシなどの食品に多く含まれる。刺身なら一切れで一日に必要な量は摂取できてしまうので、不足するのをそれ程意識する必要はない。また、ビタミンAのβ−カロチン同様、体の中にはプロビタミンDという成分があり、ビタミンDが不足すると代わりにそのはたらきを補ってくれる。このプロビタミンDは、肌が紫外線にあたると変化してビタミンDに変わる仕組みになっているので、ビタミンDの生成には日光浴も効果的だ。夏なら十分もかがらずに生成されてしまう。通勤や通学の時間で間に合う人も多いだろう。ただ、女性などは、紫外線をカットする日焼け止めや化粧品を使っていたりするので、なるべく食品からとるようにしなければならない。昼夜逆転した生活の人も同様である。